コメント管理に思う。

ブログのコメント欄に承認制を導入するブログ主は多い。
私の場合は「記事とは無関係なコメント」を排除する為に承認制を採用しているが、中には「意にそぐわぬコメント」を排除する為に承認制を取り入れるブログもあろう。
何れの場合も、承認権限はあくまでブログ主にある。
ブログ主が「スパム」と認定すれば、そのコメントは削除すべきコメントになるのだ。
理不尽な話であるが、それが現実というものだろう。
さて、私が参加しているコミュニティの話。
原則トピックの作成権限は管理人のみにあり、新たにトピックを立ち上げたい場合は事前に管理人に相談する必要がある。
流石に書き込みに制限はないが、内容如何によっては予告なしに削除する旨各トピックの冒頭にはきっちり明記してある。
即ち、誹謗中傷や公序良俗に反する書き込みである。
他にも細かなルールがあるが、全ては管理人の気持ち一つでどうにでもなるものばかり。
例えば、以前セクハラすれすれの発言を繰り返した人がいる。
セクハラといっても他愛のない表現で、少なくとも私には不快な言動ではなかった。
ところが、管理人にとっては不快な言動だったようで、数時間も経たないうちに発言は削除された。
当然、投稿者は抗議をする。
この程度の発言でセクハラというのか、と。
結果、投稿者はコミュニティから追放された。
一連の流れを見ていた参加者たちは恐らくこう思った筈だ。
管理人の言葉は絶対であり、迂闊に刃向うと追放されてしまう、と。
だからだろうか、コミュニティが健全なのは管理人のお陰…と持ち上げる人はいても、こういうことをお願いしたいと書き込む人は皆無になった。
多少の不満を呑み込んでまでも、このコミュニティに残りたいと考えたのだろう。
そんなコミュニティ内に、ちょっとした事件が起こった。
ある書き込みが削除されたらしく、「公序良俗に反するような内容だったかな」と異議を唱える書き込みがあったのだ。
この内容だけでも削除対象となり得るものだが、追い打ちをかけるように「でも、トピック主さんには従います」と書き加えたのだ。
案の定、書き込みは削除された。
管理人からのコメントは一切ないが、これまでの流れを踏まえて「腸が煮え繰り返る思い」をしていることは容易に想像出来る。
強権が発動されるのも時間の問題だろう。
これが個人のブログであれば、「所詮、個人ブログだから」と割り切ることが出来る。
その程度の考え方しか出来ない、器の小さな輩だ…と自身に言い聞かせることも。
けれど、コミュニティの管理人となると話は違う。
運営方針に異議を唱えるだけで書き込みが削除されることが慣例化すると、それこそ当たり障りのない言葉だけが行き交うコミュニティになりかねない。
ま、それはそれで興味深いものがあるけど。
何れにせよ、今回の一件でコメント管理の難しさを改めて痛感した私。
いっそのこと「私がルールブックだ」と豪語するぐらいの厚かましさが必要かも。