徒然なるままに。

あなたには、好きな芸能人がいますか。
その人は同性ですか、異性ですか。
その人はミュージシャンですか、俳優ですか、それともタレント?
もしかしたらアイドルかも知れませんね。
ところで、こんなことを考えたことはありますか。
無意識のうちにイメージを重ねていて、そこから一歩でも外れると「何故あんな仕事を選んだのか、理解出来ない」とか「何故あんな発言をするのだろうか」と本気で憤ってしまうことがある、と。
そして、そうした行為が結果的には「その人」の人格をも否定することに繋がるのだ、と。
勿論、犯罪レベルの行為は別です。
それは糾弾されるべきことですし、そのことによって「何故あんなことをしてしまったのか」と憤るのは無理のない話でしょう。
(それでも、必要以上に相手を叩きのめしたり、歪んだ正義感を振りかざすのはどうかと思いますが)
けれど、そこまでするケースは極めて稀。
仕事に関していえば、事務所の方針や本人の移行、その他諸々の要素が絡み合って決まることが多いでしょうから、必ずしも期待通りの活躍はしてくれないでしょう。
また期待外れの言動についても、極論をいえば「勝手にイメージを膨らませただけ」。
恐らくあなたがそうであるように、その人もまた、「あなたはこういう人ですね」と決めつけられることを大層嫌っているでしょう。
そう、頭では分かっているのです。
それがどれほど傲慢で、厚かましい行為であるかを。
けれど、いざ当事者となると話は別。
苛立ちばかりが大きくなり、場合によってはweb等に罵詈雑言を吐き出したりするのです。
私自身、罵詈雑言とまではいかなくともそれに近い文章を幾つか読んだことがあります。
中にはある特定の芸能人を名指しで批判(それも人格を)しているものも。
当然、その人を支持する人からの強い抗議がありましたが、それすら理屈(言うまでもなく、書き手にとっての〝正論”)でねじ伏せていたのが印象的でした。
ですが、その人のソースは新聞・雑誌等に掲載されたエピソードのみ。
それが褒め言葉であれば鵜呑みにしてもいいでしょうが、そうでない場合は話半分に聞き流すべきでしょうに。
尤も、この手の文章を書く人に対して「それはちょっと違いますよ」と言ったところで聞く耳は持たないでしょうけど。
「夢を売る商売なのだから、イメージを大切にするのは当然のことでしょう」と言い返してくるかもしれません。
芸能人=商品と考えるなら、それも一理あるでしょう。
けれど、それ以前に彼らも人間です。
イメージを重ねるのは自由だけど、もう少し言葉を慎むべきではないでしょうか。
俗にいうファンブログを読む度、こんなことを考えてしまいます。