最凶クレーマー

思うところがあって、久し振りにカラータイプ関連の資料を読み返してみる。
主にクレームに関する項目を確認していたのだが、やはり最凶のクレーマーは協調タイプだった。
詳細を書き記すことは出来ないものの、自らの経験に照らし合わせてみても「そうそう、そうなんだよね」と苦笑することばかり。
こんな輩に絡まれた日にはクレーム担当者の寿命も縮まることだろう。
それにしても何故、協調タイプは最凶のクレーマーになり得るのだろうか。
ここからは私個人の見解となるが、常に相手の立場を考え、それを踏まえた上で発言するのが協調タイプの特徴。
そんな彼らが相手にも同様の対応を求めるのは当然のことであり、そればかりか「そうした配慮」の出来ない相手に憤りを感じた所で何ら不思議ではない。
「あの人は私とは違う」ことは理解出来ても「あの人は私のような配慮が出来ない」ことは理解出来ないのだ。
それでも協調タイプは忍耐強い人が多いから、多少の不満は呑み込むことが出来る。
陰でぐちゅぐちゅ愚痴ることはあれど、面と向かって不満をぶつけるのはとても勇気のいることなのだ。
そんな彼らがクレームをつける。
切っ掛けは些細なことだが、溜まりに溜まった恨みつらみがここぞとばかりに爆発するから、その論旨は支離滅裂。
正直、言いたいことが伝わらないことも多い。
で、普通は首を傾げる。
もしくは「何が言いたいのですか」と問いかける。
当然といえば当然だが、これが協調タイプにはたまらない。
馬鹿にされたように感じるのだ。
この段階までこじれてしまうと、ちょっとやそっとのことでは引き下がらない。
何しろ感情の制御が効かないのだ。
金銭的に有利な条件を提示されても駄目。
毅然とした態度で突っぱねても駄目。
何をしても空回りで、挙句の果て「二度と利用しない」と言わしめることとなる。
勿論これは極論だが、現実にこうしたクレーマーが存在するのでは?と内心びくびくしている。
かくいう私も協調タイプの端くれ。
一度取り乱したら最後、感情の制御が効かないことは自覚している。
だったら、少しでも冷静さを保てるメール等を利用した方が良いし、事実そうすることにしている。
第一、感情のまま言葉をぶつけた所で自己嫌悪に陥るだけだ。
ということで、不幸にして協調タイプのクレーマーと接する機会があれば、この文章をヒントに対処していただければと思う。
因みに、資料には具体的な方策が記されていたが、その内容は思わず苦笑してしまうほど的を射たものであった。