逃げて、逃げて、逃げまくる。(信仰心を持てない私の、護身術)

義妹より、講演会のお誘いがあった。
主催者は某宗教団体。
お弁当も用意しているので、気軽に参加して…と言われたものの、天邪鬼な私はきっぱり断った。
というか、この手の集会に関わることが心底嫌なのである。
それを知っている旦那が適当に断ってくれたものの、義妹は諦めない。
もし都合がつくようだったら…としつこく連絡してくる。
恐らくノルマがあるのだろうが、本来宗教というのは個人の意思で信仰するもの。
必要以上に他人を勧誘すべきものではないだろうに…と心の中で呟くものの、何を言っても通じないことは経験上わかっているので、不本意ながら「都合が悪い」の一言で切り捨てることにしている。
一方、私同様信仰心は持たないものの、この手の問題にはさほど神経質ではない旦那は「お弁当が出るなら、行ってもいいよ」と二つ返事で承諾している。
恐らく宗教問題で苦労した経験がないのだろう。
羨ましいと言えば羨ましいが、だからといって私までが参加する必要はない。
一方的な「善意の押し付け」に頭を悩ませるぐらいなら、多少人間関係がこじれることになっても「興味がない」(これは第一段階)、「用事がある」(これは第二段階)、「宗教の話をするなら二度と会わない」(最後通告)と言い続けるだろう。
因みに、義妹の場合は既に第二段階。
なまじ純粋なだけに、「宗教に興味を示さない」ことが理解出来ないばかりか、「こんな良い宗教に入信しないなんてもったいない」と本気で考えているのだから。
この段階になると、もはや理屈は通じない。
故に、逃げて、逃げて、逃げまくるのである。
姑息なやり方ではあるが、残念ながらこれ以上の手法を私は知らない。