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ネガティブな雑感。

偶然、某アイドルのライブ映像を見る。
色とりどりのペンライトが揺れる光景を見て、まるで何かの宗教みたいだ…と呟く自分がいる。
恐らく「その場」にいたなら、無条件に楽しめただろうに。
一緒に見ていた旦那は「アイドルのライブってこんな感じなの?」と尋ねてくる。
多分そうだよ…と答えながらも、部外者からすれば異様なんだろうなと分析してみたりして。
かくいう私もアイドル好きな一人。
けれど、ファンブログの類は正直苦手だし、ヲタと呼ばれるレベルには到底なれそうにない。
ファンクラブには入っているものの、何処か醒めた視点が捨てきれない。
それが今の立ち位置だろうか。

ところで、今年は久し振りにT-SQUAREのライブに行った。
ペンライトもなければ、黄色い声援もない。
けれど、同じ時間を共有する仲間たちがいた。
見ず知らずの人たちだけど、彼らと共有した時間の濃密だったこと!
オールスタンディングは正直つらい年齢なのだが、こんなに楽しいひと時ならまた過ごしてみたい。
そう思わせるライブだった。

一方、私が好きなアイドルのライブは夢空間。
日常を脱ぎ去り、おとぎの国に迷い込んだ感覚だった。
独特の一体感は癖になり、また来年も…といった気持ちが生まれてきた。
ただ、貴重なチケットを入手しようと彷徨うファンの姿を見た時、何とも言えない気持ちになったのも事実。
そこまでして見たいの?と思わず問い詰めたくなる。
余計な御世話と嗤われそうだが、偽らざる気持ちである。

話は某アイドルのライブ映像に戻る。
見たくて見た訳ではない。
たまたま流れていたから、見ていただけだ。
それでも、いつしか彼女たちのパワーに引き込まれ、熱心に見ていた自分がいる。
嫌いじゃないな。
そんな言葉を呟きながら、改めてアイドルというものを考えてみる。
恐らく答えは出ないだろうけど。